きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

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01.神経にとってたいせつなもの

01.神経にとってたいせつなもの

「ほとんどすべての器官、組織は神経系の支配を受けていて、神経系の働きを正常化すれば身体の機能が向上し健康になる。」
というお話をしてきました。

ではその神経系にとって大切なものは?
それは「筋肉や関節などの末梢からの情報」なのです

Dr.カーリックはこう言っています
「The human nervous system is a recepter based,sensory dependent system.」
「人ってレセプターに基づいた感覚依存のシステムなんだよ!感覚情報が脳を活性化させるんだよ!」

大げさに言うと
すべてをコントロールしている脳をはじめ神経系は、筋肉や関節からの情報によって生きていけるんだよ
ということです。

すべての細胞にとって必須なのは遺伝子による「たんぱく質の合成」です。
神経細胞であるニューロンももちろんそうです。
細胞膜上のレセプター、イオンチャンネル、軸索、神経伝達物質被膜などなど神経細胞のほとんどはたんぱく質で構成されています。
たんぱく質の半減期というものがあり、一定の期間で神経細胞や筋肉の構成されているたんぱく質は半分になってしまいます。
たんぱく質の合成が行われなければ神経細胞は変性過程をたどり最終的には壊死していくのです。
ですからたんぱく質の合成はとても大切なわけです。

遺伝子によるたんぱく質の合成にはきっかけが必要なのですが、神経において最大のきっかけは「刺激」です
刺激を受けることでDNA内のIEG(Immediately Early Gene:即時型遺伝子)が賦活され、mRNAが活性化される。
細胞膜上のリボソーム状でRNA3文字の暗号によるアミノ酸が連鎖的に配列されてたんぱく質が合成される。

つまり神経が生きていくためには「刺激」が必要ということです。
特に関節や筋肉などの固有受容器からの情報(刺激)がとっても大切です。
カイロプラクティックの矯正は、遺伝子によるたんぱく質の合成を促し、神経細胞を活性化し、神経機能の向上につながるというわけです。

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