きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

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03.神経の生存条件が減ると

03.神経の生存条件が減ると

神経が生きていくためには
「刺激」と「燃料(酸素とグルコース)の供給」が必要というお話をしてきました。
それが低下したときの変性過程をわかりやすく表にまとめてみました

「刺激」「酸素」「グルコース」が低下

たんぱく質合成が低下

ミトコンドリアのATP産生が減少

細胞膜上のNaポンプの機能が低下

細胞内にNaイオンが流入し細胞は膨潤(swelling)する

核は周辺においやられる

嫌気性解糖が進みピルビン酸、乳酸が増加して活性酸素が増える
この過程で脱分極が進み、神経は非常に興奮しやすくなる。

活性酸素によるDNA、RNA損傷などが起こる

神経変性により細胞のネクローシス(壊死)にいたる

細胞死にはアポトーシスとネクローシスがあるわけですが、ネクローシスは細胞内容物が放出され、周辺組織に炎症反応が引き起こされます。
アポトーシスはプロクラムされた細胞死で、発生過程での神経ネットワークの形成にも役立っています。
人は産まれるときに約半分の神経細胞が死ぬという話を聞いたことがあります。
こちらは炎症反応は引き起こされません。
発生過程でも、出産後でも起こっています。

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