きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

国際基準をクリアした本格的カイロプラクティック

TEL.087-835-0711

〒760-0063 香川県高松市多賀町2-16-18-1F

スポーツ

スポーツマンと運動制御系

フィードバック制御とフィードフォワード制御とエファレントコピー

〔フィードバック制御〕
優れた運動をするに当たって、すごく重要なのが感覚をモニターすることです。
反射と違って、スポーツでの運動は自分の意図した運動ができるかどうかが大事です。
自分のイメージした動きどおり動かすためには、瞬間・瞬間をモニターして誤差信号を検出して補正することが必要です。
そうすることによって精密な運動ができます。

フィードバック制御はよく空調調節に例えられます。
目標とする室温を設定しておいて、計器が周辺温度をモニターして、
設定温度より高ければ、室温が設定温度に下がるように働き
設定温度より低ければ、室温が設定温度に上がるように働く。
設定温度との誤差を検出して、すぐさま調節する。

その検出器が、身体では固有受容器と呼ばれ筋肉や関節に多く存在します。
つまり、筋肉や関節から大脳・小脳などへの感覚入力だ大事だということです。

しかし、関節のゆがみなどが存在すると正常な感覚入力が行われません。
感覚フィードバックが減るということは、運動調節機能が低下するということです。
技術力の高さを競う競技などでのパフォーマンス低下につながります。
また関節のゆがみの前段階の状態の神経機能の促通や減少がある場合も正常な感覚入力が行われていません。
こちらもやはりスポーツでのパフォーマンスを下げてしまいます。

当院のカイロプラクティック検査では、身体をいろいろ動かしていただいて、正常な感覚入力が行われているかどうかを検査します。
神経機能異常があれば施術し、正常な感覚入力が行われるようにします。
固有受容器からの正常な感覚入力できるようにすることで、スポーツのパフォーマンスを高めています。
西洋医学の「静止」を診る画像診断ではなく、「動き」を診るカイロプラクティック検査がスポーツマンのパフォーマンを高めるに当たって重要です。

〔フィードフォワード制御〕
もうひとつの運動制御系はフィードフォワード制御です。
簡単にいうと「予測制御」です。
これは姿勢と運動の調節をするためによく使われます。
例えば立位時に右手を上げる時、手より先に足の筋肉を収縮して、身体のバランスの変化に備えます。
ボールをキャッチするときに、ボールの軌道と時間を計測して、ボールをキャッチする前に腕の筋肉の緊張を高めておきます。
重いものを持ち上げるときには、重さを予測して、体幹、腕、脚などの筋肉の緊張を高めておきます。
このようにフィードフォワード制御(予測制御)はこれまでの経験や感覚入力を非常に必要としています。
反復練習を行い、経験を積み重ねることで、予測制御がより正確になり「迅速な動き」が可能になります。
またこれは脊髄でフィードバック・メカニズム作用を修正することができます。

〔エファレントコピー〕
運動信号が運動系に伝わると同時に、小脳をはじめとする運動調節系にも運動信号のコピーが送られます。
錐体路(主要な運動の伝導路)の神経軸索はおよそ100万本で、その20倍は大脳から運動調節系に送られています。
正確かつ速い運動には運動調節系が重要ということです。
(執筆中)

スポーツマンにおすすめ

身体の機能を最大限まで高めるアクティベータメソッド・カイロプラクティックは、スポーツマンにもおすすめ!
多くの1流スポーツマンが自身のボディーケアに取り入れています。
人類史上最速のスプリンターのウサイン・ボルトもその一人です。
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当院のアクティベータメソッドカイロプラクティックケアでパフォーマンス向上、成績向上を目指しましょう!

(アイソレーション検査をおこなわずにアクティベータ器で矯正するセラピストがいるようですが、本来のアクティベータメソッドカイロプラクティックではありません。類似行為であります。)

リフティングの練習方法

昨日テレビでサッカーのリフティングのプロの方が練習方法を教えていました。
最初は簡単なことから始めていって、少しずつコツをつかんでいくスタイルがすごく参考になってのでご紹介します。

〔ステップ1〕
両手でボールを持って手を前方に伸ばします。
ボールを落として地面にワンバウンドさせます。
ワンバウンドしたボールが落ちてくる時にボールを真上に蹴り上げて両手でキャッチします。
ボールが何回蹴っても真上に上がるようになるまで何回も練習しましょう。

〔ステップ2〕
ステップ1ができるようになったら連続で蹴る練習をします。
ノーバウンドで連続して蹴るのはまだ難しいのでステップ2では間で一度ワンバウンドさせます。
ワンバンド→真上に蹴る→ワンバウンド→真上に蹴る→ワンバンド・・・・・・・
といった感じで練習していきます

[ステップ3]
ステップ2が安定して出来るようになったら、通常のノーバウンドリフティングを練習します

リフティングのような精密な運動には小脳の機能が重要です。
繰り返し繰り返し練習することで微調整が何度も何度も行われ細かい運動ができるようになってきます。
とにかく反復が大事なんです。
ステップ1で真上に蹴るという運動を徹底的に練習して正しい筋肉の使い方を身体に覚えさせましょう。

体育のスポーツテストとかでもあると思いますので、ぜひお子様の練習をみてあげてくださいね