きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

国際基準をクリアした本格的カイロプラクティック

TEL.087-835-0711

〒760-0063 香川県高松市多賀町2-16-18-1F

02.当院の施術法について

01.当院の施術について

カイロプラクティックには様々な施術法があります。
代表的なものは
・ディバーシファイドテクニック
・ガンステッドテクニック
・アクティベータメソッド
・AK(アプライドキネシオロジー)
・SOT(仙骨後頭骨テクニック)
・トムソン(トンプソン)
・ニモ
・HIO(ホールインワンテクニック)
・ローガンベーシック
・コックス(屈曲伸延療法)
などなど

当院では現在、『アクティベータメソッド』と『カイロプラクティック神経学』というテクニックを主に行っております。
このページでは当院での施術法について詳しく書いていきたいと思います。

02.アクティベータメソッドとは

足長検査を用いて、神経の機能異常を分析し、アクティベータ器でピンポイントに矯正して正常化していく療法です。
その特徴は検査法、アクティベータ器での矯正です。
カイロプラクティックの本質は「神経のトーン」を正常化するものであり、臨床研究に基づいてそれを追求したカイロプラクティックテクニックです。

わかりやすくいうと
アクティベータメソッドは神経の命令を身体にしっかりと伝わるようにする療法です。
神経の命令がしっかり伝わることで、筋肉が骨をしっかり支えてからだが強く元気になります。
また自律神経の働きもよくなることで内臓の働きも元気になってきます。
患者さんにいろいろな運動をしてもらい、足の長さをみながら、どこが悪くなっているかみつけだしてアクティベータ器で関節をパチンと振動させます。
その刺激で神経の働きは正常になり、神経の命令がしっかり伝わるようになります。
神経の働きが正常になることで、免疫力が高まったり、自律神経のバランスがよくなったり、痛みがなくなったりして健康になっていきます。

アクティベータ・ネットワーク・ジャパンのHPにフラッシュ絵本があります。
わかりやすくまとまっていますので1度ご覧になってください。
(こちらをクリック)
スマホやタブレットの方は見れないかもしれません

03.アクティベータメソッドの特徴 その1(検査法)

西洋医学ではMRI、CT、レントゲンのように「静」をみる検査をおこないますが、
アクティベータメソッドではアイソレーション検査という「動」を診る検査をおこないます。

それはアクティベータメソッド特有の臨床研究に基づいた神経反射検査で、
手あげたり、首を傾けたり、、、いろいろ関節動かしていただいて、身体に防御反射が起こるか、起こらないかを診ていくものです。
防御反射が起こると、筋肉が身を守ろうと反応し緊張するため、下肢長差に変化が生じます。
そういった下肢長差の反応を診ることによって「神経の命令」がしっかり伝わっているか評価をします。

(例)患者さんが右手を上げる。(検査時はうつ伏せです)
   ・右(左)足が短くなる→異常
   ・足の長さが変化しない→正常

このように右手上げたり、左手上げたり、両手挙げたり、いろんな動きをして「下肢長差」をチェックし、背骨のどこに問題が起こっているか、その問題は右側か左側か、を判断して矯正します。

矯正した後に同じポーズをとっていただき、もう一度「下肢長差」を診ることで、いまおこなった矯正できちんと問題が取り除かれているかどうかがわかります。矯正結果が客観的にすぐ判断できるというのもこの検査法の特徴です。

2013/12/29追記
もっとわかりやすくテントに例えてみます
テントのがしっかり建つためには「支柱」と「ロープ」が必要です
数本のロープがバランスよく一定の張り感で支柱を支えています。
アイソレーション検査というのは、ロープ1本1本を確認し、しっかり杭が刺さっているか、ロープがゆるんでいないか、ロープが強すぎないかをみていくものです。

他にもストレス・プレッシャーテストというテストがあります。
わかりやすく例えると映像がきれいに映らないテレビのアンテナの方向をいろいろ動かしてみて、どこで映りが良くなるか・悪くなるかといった検査です。
関節や皮膚に軽く刺激を加えて、どういった刺激で神経機能が正常に働き、どういった刺激で悪くなるかを診て、身体の状態を分析していきます。

04.アクティベータメソッドの特徴 その2(矯正)

アクティベータメソッドの矯正はアクティベータ器という器具を使います。
狙った関節をピンポイントで矯正できるのが特徴です。
また首を捻ったり、回したりせず、まっすぐ向いた一番リラックスしている状態で矯正でき、矯正部位以外に余分な力が加わらないので非常に安全です。
ですから、小さなお子様からご年配の方まで安心して施術を受けることができます。

矯正の刺激も手の矯正とは違い、いつも決まった力、振動数で矯正できます。
いつ来院されても、いつもと同じとても心地よい刺激をお届けできます。

肩や肘、手、股関節、膝、足首などの四肢関節においても従来の矯正法に比べてピンポイントに矯正できるようになり、即効性が期待できるようになりました。運動選手の能力向上にもつながります。
また顎関節のように繊細な関節に対しても矯正が可能になり、顎関節症の方にも大変喜ばれています。

アクティベータ器の矯正スピードは手の矯正に比べて約200倍早いといわれています。
そのため弱い力で矯正ができるのです。
「最小の力で最大の効果を得る」というのも特徴のひとつです。

また手技での矯正に比べて、矯正角度の調節が容易で、コントロールしやすいです。
最近の研究でも矯正角度は神経系反応を引き起こすのに非常に重要とのべられています。
矯正角度を正確にコントロールすることで、しっかりと刺激が伝えることができます。

いろいろと書きましたが、1番大事なのは矯正でサブラクセーション(ゆがみ)が改善しているかどうかであり、その点では手技でもアクティベータ器でもどちらでもかまわないと思います。
でも上記の理由で私はアクティベータ器を愛用しています。

05.下肢長差

下肢の不均衡は慢性背部痛やその他たくさんの不快症状をもたらします。
「右足が短い」「左足が短い」といった下肢の不均衡には2種類あります。
それは「解剖学的短下肢」と「機能的短下肢」です。

解剖学的短下肢は、大腿骨や脛骨がもう一方の下肢に比べて短いといった構造的な問題で起こるものです。
これは先天的な問題や変形で起こることが多いです
レントゲンで骨の長さを計ると長さが違います。

機能的短下肢は、筋肉の過緊張や、下肢や骨盤、背骨の椎間関節などのサブラクセーション(ゆがみ)で起こる短下肢で、多くの方にみられます。
下肢が短くなったように見えますが、実際計測すればそうではありません。
カイロプラクティックでサブラクセーションを矯正すれば足の長さは等しくなります。
多くのカイロプラクターは矯正前後で下肢長差を見ることで、矯正が正しく行われたかを判断しています。

アクティベータメソッドでは、この下肢長差の変化の臨床研究を行い、検査に応用しました。
それが03話でお話したアイソレーション検査です。
どういった運動が身体にとって害になっているかがわかるため、「機能的短下肢」だけではなく「解剖学短下肢」にも対応できるようになりました。
解剖学的短下肢のかたの下肢長差は改善しませんが、身体に不快をもたらすサブラクセーションは矯正できます。矯正を行い、神経のトーンを正常化することで、筋肉の緊張も緩和し、腰痛や下肢痛、慢性背部痛などの改善にもつながります。

「いまある構造の中で最大の機能を発揮する」それがアクティベータメソッドです。