西洋医学ではMRI、CT、レントゲンのように「静」をみる検査をおこないますが、
アクティベータメソッドではアイソレーション検査という「動」を診る検査をおこないます。
それはアクティベータメソッド特有の臨床研究に基づいた神経反射検査で、
手あげたり、首を傾けたり、、、いろいろ関節動かしていただいて、身体に防御反射が起こるか、起こらないかを診ていくものです。
防御反射が起こると、筋肉が身を守ろうと反応し緊張するため、下肢長差に変化が生じます。
そういった下肢長差の反応を診ることによって「神経の命令」がしっかり伝わっているか評価をします。
(例)患者さんが右手を上げる。(検査時はうつ伏せです)
・右(左)足が短くなる→異常
・足の長さが変化しない→正常
このように右手上げたり、左手上げたり、両手挙げたり、いろんな動きをして「下肢長差」をチェックし、背骨のどこに問題が起こっているか、その問題は右側か左側か、を判断して矯正します。
矯正した後に同じポーズをとっていただき、もう一度「下肢長差」を診ることで、いまおこなった矯正できちんと問題が取り除かれているかどうかがわかります。矯正結果が客観的にすぐ判断できるというのもこの検査法の特徴です。
2013/12/29追記
もっとわかりやすくテントに例えてみます
テントのがしっかり建つためには「支柱」と「ロープ」が必要です
数本のロープがバランスよく一定の張り感で支柱を支えています。
アイソレーション検査というのは、ロープ1本1本を確認し、しっかり杭が刺さっているか、ロープがゆるんでいないか、ロープが強すぎないかをみていくものです。
他にもストレス・プレッシャーテストというテストがあります。
わかりやすく例えると映像がきれいに映らないテレビのアンテナの方向をいろいろ動かしてみて、どこで映りが良くなるか・悪くなるかといった検査です。
関節や皮膚に軽く刺激を加えて、どういった刺激で神経機能が正常に働き、どういった刺激で悪くなるかを診て、身体の状態を分析していきます。