きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

国際基準をクリアした本格的カイロプラクティック

TEL.087-835-0711

〒760-0063 香川県高松市多賀町2-16-18-1F

未分類

9月、10月のお休み

9月21日(水)9:30~16:00
9月22日(木)休み
9月23日(金)9:30~18:00
9月24日(土)13:30~18:00
9月25日(日)9:30~12:30
9月26日(月)18:00~21:00
9月27日(火)18:00~21:00
9月28日(水)9:30~16:00
9月29日(木)18:00~21:00
9月30日(金)9:30~18:00

10月1日(土)13:30~18:00
10月2日(日)13:30~15:30
10月3日(月)18:00~21:00
10月4日(火)18:00~21:00
10月5日(水)休み
10月6日(木)18:00~21:00
10月7日(金)18:00~21:00
10月8日(土)13:30~18:00
10月9日(日)9:30~12:30
10月10日(月)9:30~15:30
10月11日(火)18:00~21:00
10月12日(水)休み
10月13日(木)18:00~21:00
10月14日(金)18:00~21:00
10月15日(土)13:30~18:00
10月16日(日)13:30~15:30
10月17日(月)9:30~12:00
10月18日(火)9:30~18:00
10月19日(水)9:30~16:00
10月20日(木)9:30~18:00
10月21日(金)9:30~18:00
10月22日(土)13:30~18:00
10月23日(日)9:30~12:30
10月24日(月)9:30~18:00
10月25日(火)18:00~21:00
10月26日(水)休み
10月27日(木)18:00~21:00
10月28日(金)18:00~21:00
10月29日(土)13:30~18:00
10月30日(日)13:30~15:30
10月31日(月)18:00~21:00

12月以降の営業時間
月 13:30~18:00
火 9:30~18:00
水 13:30~18:00
木 18:00~21:00
金 13:30~18:00
土 9:30~18:00
日 休み

4月、5月の営業時間

4月10日(日)14:00~
4月11日(月)18:00~21:00
4月12日(火)18:00~21:00
4月13日(水)休み
4月14日(木)18:00~21:00
4月15日(金)18:00~21:00
4月16日(土)13:30~18:00
4月17日(日)9:30~12:30
4月18日(月)9:30~18:00
4月19日(火)9:30~18:00
4月20日(水)9:30~16:30
4月21日(木)18:00~21:00
4月22日(金)9:30~18:00
4月23日(土)13:30~18:00
4月24日(日)9:30~12:30 日曜は出張なければ午後も可
4月25日(月)18:00~21:00
4月26日(火)18:00~21:00
4月27日(水)休み
4月28日(木)18:00~21:00
4月29日(金)18:00~21:00
4月30日(土)13:30~18:00

5月1日(日)9:30~12:30
5月2日(月)未定
5月3日(火)9:30~15:00
5月4日(水)9:30~15:00
5月5日(木)休み
5月6日(金)未定
5月7日(土)13:30~18:00
5月8日(日)9:30~12:30
5月9日(月)9:30~18:00
5月10日(火)9:30~18:00
5月11日(水)9:30~16:30
5月12日(木)18:00~21:00
5月13日(金)9:30~18:00
5月14日(土)13:30~18:00
5月15日(日)9:30~12:30 日曜は出張なければ午後も可
5月16日(月)18:00~21:00
5月17日(火)18:00~21:00
5月18日(水)休み
5月19日(木)18:00~21:00
5月20日(金)18:00~21:00
5月21日(土)13:30~18:00
5月22日(日)9:30~12:30
5月23日(月)9:30~18:00
5月24日(火)9:30~18:00
5月25日(水)9:30~16:30
5月26日(木)18:00~21:00
5月27日(金)9:30~18:00
5月28日(土)13:30~18:00
5月29日(日)9:30~12:30
5月30日(月)18:00~21:00
5月31日(火)18:00~21:00

8月のお休み

8月13、14、15日は午前のみの営業に変更しております。

8月17日(月)お休み

8月29日、30日、31日お休みさせていただきます

食事に集中しませんか?

テレビを見ながら、新聞を読みながら、パソコンを見つめて仕事をしながら食べる『ながら食い』は、太りやすくなるといわれています。
「食べた」という認識が鈍くなって満腹感が味わえず、食べる量が10~25%増えてしまうそうですが、どうやら満腹感だけでなく味覚も鈍るようです。
オランダの研究で被験者に知的作業(記憶テスト)をしながら食事をしてもらったところ、被験者は食べた物を「味気ない」と感じる傾向が高くなることがわかりました。
注意が散漫になっている状態で食べ物を口にすると、味をしっかり認識するまでに時間がかかり、自ずと食べる量が増えるほか、塩気の強いクラッカーに手が伸びたり、飲み物に砂糖を追加したりするのだとか。
「現代は一度に複数のことをするのが当たり前な社会になっているが、テレビを見ながら、車を運転しながら食べると、味覚認識が弱まり、不健康な摂食行動につながる」と研究者は指摘しています。
ダイエット中だけでなく、普段から『ながら食い』の食習慣は改め、食事のときには、食事のみに集中する習慣を身につけるようにしましょう。
また、できることなら食事の時間をのんびりととることでより満足感を味わい、大脳の満腹中枢がより早く働き始め、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。
ワイン愛好家のように、料理のにおいや彩り、舌触りなどなど様々な刺激を楽しんでください。
食材や農家さん、料理人への感謝礼節も忘れてはいけません。
礼にはじまり礼におわる。
「いただきます」「ごちそうさま」というあいさつをすることでより食事を意識できます。
食事は、私たちの命にとって欠かすことのできない大切なものです。
医食同源、食生活で私たちの体調は大きく左右されます。
食事に注意することが病気を予防する最善の策ですね。

眼球運動の基礎

カイロプラクティック神経学のためのまとめノート(眼球運動編)

〔眼球運動の用語〕
elevation:上方への動き
depression:下方への動き
adduction:内方への動き
abduction:外方への動き
intorsion:Y軸中心に内まわり、目の上端が鼻の方へ回旋
extorsion:Y軸中心に外まわり、目の上端が鼻から離れる方へ回旋
eyemovement
eye_ball_xyz

〔外眼筋の機能(primary,secondary,tertiary)〕
上直筋(SR) elevation, intorsion, adduction
下斜筋(IO) extorsion, elevation, abduction
内直筋(MR) adduction
外直筋(LR) abduction
下直筋(IR) depression, extorsion, adduction
上斜筋(SO) intorsion, depression, abduction

上記に外眼筋の作用を示したが、眼球運動は複数の外眼筋が共に作用する。
例えば、上を見るときは場合は、上直筋・下斜筋が共に作用する
ele_dep_sr_io

どちらの働きが強いかは、側方の位置によって変化する
外側を見た状態から上側を向く場合は主に上直筋が強く作用する
内側を見た状態から上側を向く場合は主に下斜筋が強く作用する
lateral_gaze_ele_dep

わかりやすく図にまとめると
eye_function_chart
このように左右の位置によって上方、下方に動かす優位な筋が変わってくる。
眼球運動検査(H字検査)でH字を書いて順序よくこれらをチェックしていく。

[内転時と外転時の4つの垂直眼球運動筋の作用のまとめ]
SR(adduction)intorsion(abduction)elevation
IO(adduction)elevation(abduction)extorsion
IR(adduction)extorsion(abduction)depression
SO(adduction)depression(abduction)extorsion

H字検査のほかにも対角線上の動き、左右の動きのチェックする方法もある
カイロプラクティック神経学はこの方法を使う。
眼振がないか、overshootしないか、眼球運動の最終域でintorsion,extorsionしないかなどなど、正常に機能しているか注意深くチェックします。
eyemovement_edi_small
Mechanical advantage(primary,secondary,tertiary)
(SR) elevator,abductor,extortor
(IO) elevator,addctor,intortor
(IR) depressor,abductor,extortor
(SO) dpressor,adductor,intortor

〔外眼筋の支配神経〕
CN3・・・SR,IO,MR,IR(この4つのEOMsに加え、上眼瞼挙筋、毛様体筋、瞳孔括約筋も支配)
CN4・・・SO
CN6・・・LR

↓↓↓↓執筆中↓↓↓↓

〔CN3,4,6の麻痺〕
動眼神経麻痺(oculomotor nerve palsy)、第3脳神経麻痺(3rd palsy,CN3 palsy)
①SR,IO,MR,IRの麻痺がおこる。
LR,SOのトーンは維持されているため、眼球は代償的に外下方へ変位。
②上眼瞼挙筋、毛様体筋、瞳孔括約筋の麻痺がおこる。
眼瞼下垂、対光反射消失、散瞳がみられる。
右CN3麻痺の場合
(正面視)
cn3p_01
右目は右側へ偏倚している(LR,SOのトーンは維持されているため)

(ptosis)
cn3p_ptosis
右側のまぶたが下垂する(上眼瞼挙筋が麻痺するため)

(右上をみる)
cn3p_up_right
右上を見ようとしても右方には動くが右上方には動かない(SRは麻痺、LRは正常に機能する)

(右下をみる)
cn3p_down_right
右上を見ようとしても右方には動くが右下方には動かない(IRは麻痺、LRは正常に機能する)

(左をみる)
cn3p_left
左を見ようとしても中央までしか動かない(MRは麻痺、LRは抑制されている)
輻輳でも内側に動かない(MLF症候群では輻輳は内側に動く)

(左上方をみる)
cn3p_up_left
左上方を見ようとするが中央までしか動かない(IO,MRは麻痺、LRは抑制されるため)

滑車神経麻痺(trochlear nerve palsy)、第4脳神経麻痺(4th palsy,CN4 palsy)
階段を下りる、本を読むなど視線を下に向ける動きが困難になる。
(図正面)
cn4p_01cn4p_02
右目は上方へ偏倚している(SOが麻痺、拮抗筋のSR,IOのトーンは正常のため)

(左下方をみる)
cn4p_down_left

外転神経麻痺(abducens nerve palsy)、第6脳神経麻痺(6th palsy,CN6 palsy)
(正面視)
cn6p_01
LRは麻痺、拮抗筋のMRのトーンは維持されているため右目はaddaction

(右をみる)
cn6p_right
LRは麻痺、MRは抑制されるため右目は正面までabdaction

[三半器官と小脳と眼球運動(VOR)]
eyemovement_canal
R anterior canal     (R)SR (L)IO
R horizontal canal (R)MR (L)LR
R posterior canar   (R)SO (L)IR
(R cerebellum)

vor_01
(イラスト解剖学の図を参照。対側の半規管は発火頻度が減少し、同様のシナプスを介し、図の働きを助ける)
(訂正:図の数字5は6に訂正)

〔三半規管〕
vor_semi_canal
右前半規管と左後半規管は同じ面に位置しているため機能的なペアになる。
まとめると
L horizontal canal—R horizontal canal
L Anterior canal—R Posterior canal
L Posterior canal—R Anterior canal

パッシブケアとアクティブケア

健康を目指して運動をはじめたのに、かえって体調が悪くなった経験ありませんか?

疲労困憊になり、身体の機能がいちじるしく低下している場合に過度な運動をしてしまうと、
それは身体にとって大きな負担となります。
ご自身の健康レベルによって運動量を調節しなければなりません。

まずはカイロプラクティックなどのパッシブケア(受身のケア)からはじめましょう。
図のように健康レベルの低いときほどカイロプラクティックケアを多く取り入れて、
健康になるにしたがって治療間隔をあけていき、そして体操やストレッチ、ウォーキングなどのアクティブケアを増やしていきます。

active_passive

パッシブケア(受動的ケア、受身のケア)
カイロプラクティックなど

アクティブケア(能動的ケア、意欲的なケア)
ウォーキング、ランニング、トレーニング、体操、ヨガ、ピラティスなど

ストレスに対する身体反応」のページで書いたように、
体調がすぐれないときは、身体はストレスに対して必死に働いて非常にエネルギーを消耗している時期です。
また「疲憊期」のようにどんどん衰弱していっている時期かもしれません。
まずは「静養生」「食養生」「心養生」を心がけてください。
心身は栄養と睡眠とリラクセーションを求めています。
そして、カイロプラクティックケアを行い、自然治癒力を上げて身体の機能を向上させましょう。

体調がよくなってきたら、少しずつ運動をはじめて体力づくりしながら
定期的にカイロプラクティックで健康管理ケアをしましょう。

ストレスに対する身体反応

医学博士であるハンスセリエは学生時代に、どの病気の患者さんにも顔色が悪い、食欲がないなど同じような症状がみられると感じていました。
研究員となりマウスを使った実験で、騒音や寒冷、回転ドラムによる強制運動、恐怖、痛み、拘束など、様々な刺激に対して共通する反応がみれらることを発見しました。
このような有害な要因(ストレス源)に対して、身体を守ろうと適応するために起こる身体の一連の反応過程を一般適応症候群(General Adaptation Syndrome)と名づけて、
ストレスを受けてからの時間経過とストレス適応状態によって、第1期から第3期までの3つの時期に分類しました。

〔第1期〕:警告反応期 (ショック相と反ショック相があります)
ストレスがかかるとまずは血圧低下、心拍低下、筋緊張の低下などの反応が見られます(ショック相)。
これは有害刺激に対して十分な反応ができず、いわゆるショック状態になっています。
その後ストレスに適応するような働きがはじまり(反ショック相)、血圧上昇、体温上昇、筋緊張も高まってきます。
そしてショック相にみられる兆候がみられなくなります。
下垂体前葉からACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の分泌を介してコルチゾール(ストレスホルモンとも言われています)の分泌が促進されます。
糖代謝をはじめ、タンパク質代謝、脂質代謝など様々な代謝を高めたり、リンパ球の生成や炎症を抑制する作用があります。

〔第2期〕:抵抗期
ストレスに対する適応反応が獲得された時期で、正常な状態を取り戻したかのように見えます。
しかし本当はストレス源に対して適応しようと身体は必死に働いている時期で、非常にエネルギーを消費しています。
いわゆる綱引き状態です。
この時期にストレスがなくなったり、減ったりすれば身体は健康に向かい、
ストレスが持続して、エネルギーを消費し過ぎて枯渇すると次の「疲憊期」に進んでしまいます。

〔第3期〕:疲憊期(ひはいき)
ストレスが持続することによって、副腎皮質ホルモンの分泌が低下し、だんだんと抵抗力や代謝能力が低下していく時期です。
適応能力が減退してしまい、様々な器官が正常に機能しなくなり身体は衰弱していきます。
ストレスがなくならなければ、さらに衰弱していきます。
general_adaptation_synd2

以上のようにストレスが加わると1連の適応反応がみられます。
つまり
ホメオスタシスを妨げるような有害なストレスが長く続くと、やがて身体は衰弱していろいろな器官が正常に機能しなくなる」
だから
「早めにストレス源に対処していきましょう」
「まずは食事、睡眠、呼吸を十分にとり、エネルギーを補給してください」
「よくなろうと運動などをがんばりすぎてエネルギーを消費しすぎないようにしてください」
ということです。

ストレスにも「良いストレス(eustress:ユーストレス)」と「悪いストレス(distress:ディーストレス)」があり、
ヒトにはある程度のストレスが加わるほうが健康のためには良いです。
以前にもいったようにヒトには「刺激」が必要不可欠。
長期的なディーストレスを減らして、心身に心地よい刺激(ユーストレス)を与えましょう。

間違いだらけのインフルエンザ

テレビ番組「全力教室」で国立感染症研究所の長谷川秀樹博士が講義をしていましたのでまとめてみました。

①インフルエンザはほとんど全ての人がかかったことがある。
「インフルエンザにかかったことがない」という人いませんか?
でも長谷川先生によるとそれが大きな間違いだという。
それはどういうことか?

インフルエンザウイルスはどこにでも存在しうる病原体で、地球上に住んでいてインフルエンザにかからないでいられることは難しい。
本当にかかったことがない人は生まれたての赤ちゃんぐらいで、ほとんどの人は子供の頃にかかっているはずです。
その時についている免疫があるから現在軽く済んでいたり、症状がでなかったりする。
インフルエンザにかかると38度から40度ちかくの高熱が3〜5日続く症状が出ると言われています。
しかしインフルエンザに感染したからといって全ての人が高熱が出るわけではない。
インフルエンザにかかったことがないという人は、免疫の働きが強くて、インフルエンザ特有の高熱が出ないためかかったことに気付いてないだけなのです。

②インフルエンザは空気感染しない。
インフルエンザは空気感染ではなく、咳やくしゃみのしぶきを直接受ける飛沫感染でうつるといいます。
鍋などで同じものを食べたとか口からうつるものではなく、あくまでウイルスを含んだしぶき(飛沫)が鼻やノドの粘膜に到達してそこで感染が成立する。
つまりインフルエンザ感染者と同じ料理をつついたからといってうつる可能性はかなり低いのです。
インフルエンザウイルスは鼻やノドの粘膜についたあと細胞に侵入し一気に増殖していきます。
インフルエンザにかかると40度近くに高熱が出るのはこのウイルスの急激な増殖を抑えるためなんです。

③インフルエンザの高熱は危ないということでではない。
熱がウイルスに対してどういう働きをするかというと、ウイルスが増えないように体の防御機能として働いている。
インフルエンザウイルスにはもっとも増殖しやすい温度がある。
それが通常の鼻やノドの粘膜付近の体温である「33度」。
つまり体が高熱を出すのは、ウイルスが増殖しにくい環境にするため。
だから熱を無理矢理さげることはない。
(ただし小児は38.5度以上の熱で熱性けいれんを引き起こす可能性があるので医師の処方に従って熱を下げる必要があります)

④予防はどうすれば良いか?
〔インフルエンザ予防3大ポイント〕
1.咳やくしゃみには近づくな!
しぶき(飛沫)はどれくらい飛ぶかというと、約2m飛びます。
咳やくしゃみのその範囲には近づかない。

2.マスクと手洗い
直接しぶき(飛沫)を浴びないためにマスクをしたほうが良い。
手洗い、特にアルコール消毒が有効。

3.ノドは湿らせておく
ノドの奥がカラッカラに乾燥している方は要注意。
ノドが乾燥していると、ノドで働く免疫が十分に機能を発揮できない。
ノドには感染を予防するような成分が粘液の中にあるので、乾燥しているとそれが十分に発揮できない。水やお茶でノドを潤しておく。

うがいが入っていないのはなぜか?
インフルエンザウイルスがノドの奥にくっついて、30分以内には細胞の中に入ってしまう。
なので家に帰ってきてからうがいをするだけでは不十分。

あとストレスのない生活をするのが望ましい。
ストレスは免疫力低下につながり、感染した時に重症化しやすくなってしまう。

なぜ死亡や重症化するか?
インフルエンザに感染したら子供の脳症とかお年寄りの方が肺炎などの合併症などが起きやすく、インフルエンザに関連した死亡者が年間に1万人くらいいます。
なんで肺炎になるか?
われわれの呼吸器には線毛細胞というはけの様なものがあって、外から入ってきた異物をかき出しています。
ところがインフルエンザに感染するとノドの線毛細胞が死んではがれてしまってつるつるになってしまう。
異物をかき出す機能が低くなって別の菌が入りやすくなってしまい肺炎などの合併症が起きやすくなってしまうのです。

予防接種の効能
インフルエンザを治すためには体内の免疫システムをできるだけ早く立ち上げることが重要。
その手助けをするのが予防接種。
体内に死んだウイルスを取り込み、人為的に体内の免疫システムを働かせて抗体をつくるもの。

インフルエンザの予防接種をしたがインフルエンザにかかりました、なぜですか?
インフルエンザの予防接種は感染を予防するものではなく、重症化を予防するもの。
ですから感染自体は予防できません。
あくまで重症化を予防するためのものなのです。

なぜ感染を予防できないか?
インフルエンザとはウイルスが鼻やノドの表面について感染する病気。
しかしワクチン注射で作られる抗体は血液の中にできる。
つまり感染そのものを防いでないのでかかってしまう。
しかしそれを拡がるのを血液の中の免疫が抑えるのです。

もし鼻とノドに免疫が出来ればピシャッと感染を抑えられると思いませんか?
実は、鼻に噴霧する生ワクチンがあるんです。
アメリカやヨーロッパでは認可されていますが、日本では認可されていません。
生ワクチンにはリスクがあるんです。
生ワクチンは生きたワクチンを弱めて使っているワクチンなので、実際感染してしまうことがある。
長谷川先生は、安全性の高い不活化ワクチンの経鼻ワクチンを研究中。
試作段階ではすごく効果をあげている、5年後をめどに実用化を目指している

ホメオスタシス

ホメオスタシスとは「同一」を意味する「homeo」と、「平衡状態」を意味する「stasis」からつくられた、生体の「恒常性の維持」をあらわす用語です。

私たちの身体は、気温や気象などの様々な外部環境の変化が起こっても、常に体温、血圧、pH、血糖、体液の浸透圧などの身体の内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする働きがあります。
(例)体温が上がれば汗をかいて体温を下げたり、逆に体温が下がれば体内の脂肪を分解して熱を産生したりして、体温を一定の温度に保とうとしています。

ホメオスタシスは「自律神経系-免疫系-内分泌系」の相互作用によって維持されています。
ホメオスタシスを維持することによって私たちの健康は守られているのです。
しかしストレスが長く続いたり、強いストレスが起きるとホメオスタシスの維持が出来なくなり、健康を害してしまいます。

ですから生活環境を見直してストレスを減らすことが大事です。
「カイロプラクティックとは」の「02.病気の原因とは」でお話した5大ストレスをもう一度書きます。
〔肉体的ストレス〕
働きすぎ、睡眠不足、怪我(外傷)、同じ姿勢、悪い姿勢

〔精神的ストレス〕
対人関係、先行き不安、怒り、嫉妬、憎しみ、悲しみ、恐怖、落ち込み、悩みすぎ、心配しすぎ

〔栄養的ストレス〕
食べすぎ、飲みすぎ、栄養失調、添加物、薬物、糖質のとりすぎ

〔環境的ストレス〕
気圧変化、高温、寒冷、環境汚染、化学物質、花粉、ハウスダスト、紫外線、騒音、雷、台風

〔生物的ストレス〕
ウイルス、細菌、ダニ、ノミ、カビなど

これらのストレスがたくさんある方は要注意です。
ストレスの反応には「警告反応期」「抵抗期」「疲憊期」があり、長期にストレスにさらされると身体機能が正常に働かなくなります。
生活を見直して早期に改善していきましょう(今日から改善していきましょう)!
ストレッサーがなくなったり、減ったりすれば、身体は健康な状態に戻ろうとします。
そしてカイロプラクティックケアをおこなうことで、身体はより早く改善していきます。