きのしたカイロプラクティック(香川県高松市・木下カイロプラクティック)

国際基準をクリアした本格的カイロプラクティック

TEL.087-835-0711

〒760-0063 香川県高松市多賀町2-16-18-1F

12月

05.下肢長差

下肢の不均衡は慢性背部痛やその他たくさんの不快症状をもたらします。
「右足が短い」「左足が短い」といった下肢の不均衡には2種類あります。
それは「解剖学的短下肢」と「機能的短下肢」です。

解剖学的短下肢は、大腿骨や脛骨がもう一方の下肢に比べて短いといった構造的な問題で起こるものです。
これは先天的な問題や変形で起こることが多いです
レントゲンで骨の長さを計ると長さが違います。

機能的短下肢は、筋肉の過緊張や、下肢や骨盤、背骨の椎間関節などのサブラクセーション(ゆがみ)で起こる短下肢で、多くの方にみられます。
下肢が短くなったように見えますが、実際計測すればそうではありません。
カイロプラクティックでサブラクセーションを矯正すれば足の長さは等しくなります。
多くのカイロプラクターは矯正前後で下肢長差を見ることで、矯正が正しく行われたかを判断しています。

アクティベータメソッドでは、この下肢長差の変化の臨床研究を行い、検査に応用しました。
それが03話でお話したアイソレーション検査です。
どういった運動が身体にとって害になっているかがわかるため、「機能的短下肢」だけではなく「解剖学短下肢」にも対応できるようになりました。
解剖学的短下肢のかたの下肢長差は改善しませんが、身体に不快をもたらすサブラクセーションは矯正できます。矯正を行い、神経のトーンを正常化することで、筋肉の緊張も緩和し、腰痛や下肢痛、慢性背部痛などの改善にもつながります。

「いまある構造の中で最大の機能を発揮する」それがアクティベータメソッドです。

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香川カウンセリングセンター

ストレス社会においてメンタルヘルスケアはとても大事です。
「心療内科や精神科にかかるほどではないけれど、こころの専門家の方に相談してみたい」
そんな方におすすめなのが香川カウンセリングセンター
浅海先生は医療機関で10年以上勤務していた女性の臨床心理士。
気分が落ち込んでいるとき、家族や職場のことで悩んでいるかたはぜひ気軽に相談してみてください

〒760-0018
高松市天神前10-5
高松セントラルスカイビル6F
087-861-3108
受付時間 月火水金9:00~20:00 木17:00まで
http://www.kcc-web.jp/

01.カイロプラクティックとは

カイロプラクティックは、薬物・外科的手術を使わない、自然治癒力を重視したヘルスケアです。

骨のゆがみを治すイメージが強いですが
その本質は『神経のトーン(緊張度)を正常化』することです

身体の不調は、身体のほとんどをコントロールしている神経の働きが
過剰になってしまった状態か
過少になってしまった状態です。
それを正常化することによって、本来の運動機能、感覚機能、自律神経機能、内蔵の機能などを取り戻していきます。

日本カイロプラクターズ協会の説明も参考になりますのでご紹介します
〔カイロプラクティックの定義〕
「筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職であり、関節アジャストメントもしくは脊椎マニピュレーション(アジャストメント)を含む徒手治療を特徴とし、特にサブラクセーション(神経系の働きを妨げ生理学的変化を起こす因子)に注目する。」

わかりやすく言うと
「骨格の歪み、特に背骨の異常を手技によって調整することで神経の働きを回復する療法」です。
すなわち人間の体を主にコントロールするのは脳につながる神経系でありその働きがよくなれば、自然に人は症状の改善とともに健康になるという訳です。

02.病気の原因とは

01話で神経の働きを正常化して、本来の健康な自分を取り戻すお話をしました。
では、なぜ神経の働きが異常になってしまうのでしょうか?
サブラクセーション(神経系の働きを妨げ生理学的変化を起こす因子)の原因は何か?

それは『外傷』『毒』『思い込み』によって引き起こされると言われてきました。
外傷は、怪我や小さな疲労(微小外傷)の積み重ねなどの物理的ストレス。
毒は、有害物質、添加物、タバコなど化学的ストレスです。
思い込みは、広義には精神的ストレスだと思います。

上記を拡大解釈してもっとわかりやすくまとめてみました
肉体的ストレス : 怪我、働きすぎ、睡眠不足、悪い姿勢、同じ姿勢
精神的ストレス : 対人関係、先行き不安、怒り、過去の出来事、憂鬱、悲しみ、恐怖
栄養的ストレス : 食べすぎ、飲みすぎ、栄養失調、添加物、薬物、糖質のとりすぎ
環境的ストレス : 気圧変化、高温、寒冷、環境汚染、化学物質、花粉、紫外線、強風、台風
生物的ストレス : ウイルス、細菌、ダニ、ノミ、カビ、動物、昆虫など

これらのストレスに対して身体は健康を維持しようと働いてくれています(ホメオスタシスを参照)。
しかしストレスが強すぎたり、長期にわたりストレスにさらされると神経の働きに異常が生じ、身体機能に様々な問題が起こってくるというわけです。(ストレスに対する身体反応を参照)

カイロプラクティックケアは身体に起こってしまった異常を治すものであり、上記のストレスに関しては自己管理が必要になってきます。
カイロプラクティックケアと自己管理の両方を行うほうがより早く改善していきます。

03.どのような検査分析を行うの?

カイロプラクティックってどんな検査をするの?

多くの方が背骨を2本の指ですーっと上から下にさすってゆがみがあるかないかをみる静的触診をイメージすると思います。
他にも
関節がきちんと動いているかどうかをみる動的触診があったり、
関節がどの範囲まで動くかをみる可動域検査、
肩の高さがそろっているかなどをみる姿勢検査、
力が十分に発揮することができるかをみる筋力検査、
脈や呼吸数、血中酸素飽和濃度を計ったり、反射が正常に起こるかみる理学検査、
障害部位を特定するために行う整形外科学検査

それ以外にも当院では
アイソレーション検査というアクティベータメソッド・カイロプラクティックテクニックの臨床データに基づいた神経学検査を行います。

いろいろ分析を行い適切な判断ができるように努めています。

04.どんな施術を行うの?

カイロプラクティックにおける脊椎矯正は大きくわけると
『アジャストメント』と『モビリゼーション』があります。

アジャストメントは、たまにテレビで背骨をすばやくポキッと矯正しているのを見かけますが、あのようにゆがみのある関節や隣接する組織に対して、適切な方向と力でスラストを直接加える施術法です。(スラストとは調節された一定方向の力を素早く加えること)
カイロプラクターは通常、この方法で脊椎矯正を行い、関節および神経生理学的機能に働きかけています。

モビリゼーションは、運動療法やリハビリのように、スラストを用いずに関節を正常な生理的可動域の範囲内で動かす手技です。

アジャストメントには『手技』を用いた施術と『器具』を用いた施術があります。
手技:ディバーシファイドテクニック、ガンステッドテクニック、ホールインワンテクニックなど
器具:アクティベータメソッドカイロプラクティックテクニック、トムソンテクニックなど

いろいろありますが、どれもサブラクセーション(いわゆるゆがみ)を取り除き、神経の働きを正常化し、自然治癒力(イネイトインテリジェンス)を高めるものです。

安全性についてもWHO 基準カイロプラクターが行うアジャストメントであれば、極めて安全性が高いと言われています。(※当院はWHOが提唱する国際基準をクリアしています)

当院ではアクティベータ器を用いた矯正を主に行っています。
その特徴は、ピンポイントで矯正できる、矯正方向がコントロールしやすい、いつも同じ力で矯正できるというところです。
極めて安全性が高くて、お子様からご年配の方まで施術できます。

05.どんな症状でも診てくれますか?

カイロプラクティックでわたしのこの症状もみてくれるかな?
って思ったことありませんか?

カイロプラクティックでは健康な方も、辛い症状でお悩みの方も皆さん施術を受けることができます。
この症状にはこの治療法、、というのは西洋医学的な考え方ですし、病院や接骨院には健康な方は行けません。

カイロプラクティックは、身体の機能をより良くしようとするものであり、あなたの身体の機能を最大限まで高めることを目指します。その結果症状が改善しますし、健康維持、健康増進にも役立ちます。
ですから、どのような方でも、どのような症状でも、症状がなくても対応できます。
『病気を治す』から『より良い健康な身体作り』へ考え方を変えてみましょう。

WHOのガイドラインにはカイロプラクティックの禁忌症というのがあります。
それは矯正を行うことによって患者様に直接的な害が及ぶ可能性のあるものです。
もちろん患者様の健康を損なうような直接的な矯正は絶対に避けなければないので適切な判断が必要になってきます。
そのような場合は、直接悪影響及ぼす恐れのない部位を施術することで患者様の健康をサポートしていきます。

例えば右足首を骨折した方に対して骨折部位の施術は絶対禁忌ですが、骨折部位をかばうために起こる反対側の筋肉の過緊張や関節機能不全、それに伴う腰痛などに対しては施術可能性です。骨折という構造的異常がある中での、より良い身体機能やバランスを目指すことで、症状の予後を良くしていきます。

参考のために代表的な適応症と禁忌症を書きます。
[適応症]
頚部痛、肩こり、めまい、耳鳴り、頚肩腕症候群、四十肩、内臓の不具合、のどのつまり、呼吸困難や喘息、背部痛、腕や手の痛み、しびれ、腰痛、下肢痛、坐骨神経痛、股関節の痛み、頻尿、生理痛、便秘、下痢、食欲不振、膝痛、こむら返り、アキレス腱の痛み、足の裏の痛み、足底アーチの異常やそれに伴う外反母趾、自律神経失調症、更年期障害、脳卒中後のリハビリ、疲労回復、姿勢改善など

[禁忌症]
骨折、脱臼、癌、感染症や出血をともなうようなもの、靭帯断裂や不安定など

※上記で説明したようにガンに対しての施術はできませんが、ガン患者さんの冷え性改善や自律神経失調症の改善、免疫力向上に対しての施術は可能です。病理的な問題がある中で、最大限まで身体の機能を改善することが大事な訳です。

(禁忌症の補足 2013/12/16追記)WHOガイドラインより
1. 歯突起形成不全、不安定な歯突起骨などのような異常
2. 急性骨折
3. 脊髄腫瘍
4. 骨髄炎、敗血症性椎間板炎、脊椎結核のような急性感染
5. 髄膜腫
6. 血腫(脊髄あるいは脊柱管内)
7. 脊椎の悪性腫瘍
8. 進行性の神経学的欠損の徴候を伴う、明確な椎間板ヘルニア
9. 上部頚椎の扁平頭蓋底
10. 上部頚椎のアーノルド・キアリ奇形
11. 椎骨の脱臼
12. 動脈瘤性骨嚢胞、巨細胞腫、骨芽細胞腫あるいは類骨骨腫のような進行性型の良性腫瘍
13. 内固定/安定化器具
14. 筋肉や軟部組織の腫瘍性疾患
15. ケルニッヒ徴候あるいはレールミッテ徴候陽性
16. 先天性全身性過剰運動性
17. 不安定性の徴候やパターン
18. 脊髄空洞症
19. 原因不明の水頭症
20. 脊髄正中離開
21. 馬尾症候群

06.どのような流れですか?

予約をして来院してからの流れについて書きます。

1.診療調査票の記入と病歴のインタビュー
どのように症状がはじまり、どのような経過をたどっているか?
過去にも同じような症状があったか?などなど
症状や思いあたる原因についてのお話を聞かせていただきます

2.検査と説明
03話でお話させていただいたさまざまな分析を行い、どこが悪くなっているかなどをお話します

3.矯正
おもにアクティベータメソッドカイロプラクティックテクニックを用いたケアを行います。
その他早期回復を目指し、リハビリテーションをしたり、ホットパックなどの温熱療法をしたりします

4.評価
施術をおこなって、どこが悪かったか、予後はどうか、何回くらいで症状が改善するかなどの目安をお話します。

5.体操やストレッチなどの家庭でのケアの指導
普段の生活での注意点や弱っている筋肉のトレーニング方法、悪い癖がついてしまっている筋肉に対しての神経筋再教育の方法などを指導します。
このような家庭でのケアは身体機能改善、生活の質の向上において極めて重要です。

6.希望の方は次回の予約

という流れで行われます。

07.施術を受けた後はお風呂に入っていいですか?

「今日はお風呂入っていいですか?」
「今日はお酒飲んでいいですか?」
などなどよく聞かれることがあります。

基本的にはいつも通り過ごしていただいて結構です
施術の反応で眠気が出たりと注意しなければならないこともありますので理想のすごし方をまとめてみました。

施術後の理想のすごし方
1、十分な睡眠をとる
2、アルコール摂取をひかえる
3、食べすぎを控えて、なるべく消化のいいものを食べる
4、長距離運転を控える

他からの働きかけで自然治癒力を高めることを「癒し」、
自らの意思で日々自然治癒力を高めることを「養生」
といいます。

カイロプラクティックによる「癒し」と
十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動などの「養生」で
より良い健康状態を目指しましょう!